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​伝えたいこと。

Mission Statement
​チャーミング・ファーミング

生産と消費の諸問題は先進国でこそ改善が求められています。

日本では一般家庭や飲食店でのフードロス(食品廃棄)や、食品自給率の低さ故のフードマイレージ(商品輸送距離)の長さによる環境被害などが問題視されています。

 

私たちはそれらの課題が「消費者と農家が直接繋がること」をきっかけに

解決に近づいていくことができると考えています。畑にエンターテイメントの機能を加えてチャーミングにすることで、都市部と農家をポップに繋ぎ

その場で美味しい獲れたて野菜を食べてもらい、顔の見える消費の豊かさを体験してもらいます。

記憶に残る楽しい体験は1日限りでは終わりません。

参加者は野菜を食べるとき一緒に踊ったあの人の顔が浮かぶでしょう。

三角コーナーに野菜を捨ててしまいそうな瞬間、その野菜がどうつくられたのか物語が遮るかもしれません。近くの野菜直売所を探し地産地消が活性化しフードマイレージの抑制になるかもしれません。Mud Landはファーミングをチャーミングにして、地球とずっと遊んで生きられる食文化を一足お先に体験します。

会場の農家さんよりメッセージ

Harvest

これまでこの地で耕してきた喜びや楽しさ、出会いや別れ

持続可能な生産と消費へのヒントや地球と人間の関係について

たくさんの思い出が詰まったこの肥沃な畑に
豊かに実った作物をこれまでいただいてきました。

 

今年は種を植えるところからMud Land Festをはじめたいと思います。

おおよそ4月ごろ、チケットを購入いただいた方、運営含め、参加者を募って畑に行きます。そして自分たちで畑を耕して、種を蒔き、育てた野菜を7月の開催日に収穫していただきます。

 

収穫の喜びと切なさを、フェスの最終回に重ねて
これまでで最高のMud Land Festを
共に実らせ、共に収穫し、共に祝いましょう。

​※詳細は公式SNSより随時発信していきます。

Story

2031年、ブロックチェーンが国家機能を代替し既存の国家という枠組みは分散した。そこには無数の自治区が生まれ、独自の集団的アイデンティティを醸す中「Mud Land」は消費社会、加速主義に辟易したスローライフ志向の一派が創り出した、地球と共生するために生んだ泥の国。

 

地球一個分以上の暮らしを続ける世界に対して、彼ら彼女らの手口は軽やかだった。一派は有機野菜畑に暮らしの機能を持たせ、ファーミングをチャーミングに演出し、農業にエンターテイメントやレストランなど様々な機能を加えていき、社会と交易しながらに地産地消で持続可能な、あるものみっけな暮らしを実現させていった。

 

Mud Landでは全ての始まりとなる土を何より大切にした。数多の菌を織り交ぜ、独自に配合した豊かな土壌はエネルギーに満ちた作物を育て、彼ら彼女らの日常は全て土への感謝から始まった。だからこそ、その土壌は解放されあらゆる人々を受け入れた。

 

大地は誰のものでもない、全ての人々が生まれ、帰る場所という思想は彼らの挨拶にも反映され「ドロンパ」という独自の挨拶に用いる言葉には、日常の全ての挨拶と、いってらっしゃいとおかえりの意味が含まれていた。

 

土を水で溶かし泥にして、人差し指で泥を掬い、ドロンパと唱えながら相手の右ほほの輪郭に沿うように優しく塗る挨拶の作法は、人も自然の一部として全てを平等に愛おしく想う、彼らのアイデンティティを象徴していた。

 

Mud Landでは年に一度、全てへの感謝と豊作を祝う「Mud Land Fest」という祝祭が催され、その場に訪れた全ての人は思想や生活は違えども、泥々に溶け合い皆で踊り、歓びが絶えなかったという。

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